９歳の坂道

作詞　作曲　編曲　SASAGU

ある日不思議に思ったんです　電池もないの動けること
先生の話も聞かないで　ぼんやり外を眺めてました

海の先には何があるのか　生まれる前はどこにいたのか
死んだらどこへゆくだろうか　急に怖くなってきたんだ

　泣いて喧嘩したこと　無駄に怒ってたこと
　ただ遊んでいたことも　それも必要だった

※　ただ何気ないあの日常が　もう二度と返ってこない
　　大切な時間だったと　小３の僕にはまだわかりませんでした


夏に小さい家族が増えて　みんなに笑顔が増えました
捕まえたセミ動かなくなり　命の儚さ知りました

お兄ちゃんにおかずを取られ　本気で泣いていたんだけれど
親が微笑んでいた理由　その時はまだわからなかった

　笑って泣いて怒って　自然にわかってきた
　そうやって少しずつ　坂道をあがってた

※ REPEAT

忘れていた草の音　あの太陽の温もり　
今も思い出すのは　何気ない風景なんです

ただ何気ないあの日常が　もう二度と返ってこない
温かい時間だったと　小３の僕にはまだわかりませんでした

【小３の頃の気持ちを思い出して作った曲】