東京15区補選で荒らし回る輩と安倍晋三元首相の秋葉原演説での「アベヤメロ」を計画した団体を繋ぐ線
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 Published On Apr 26, 2024

明日28日に投開票が行われる東京15区補選ですが、例の政治団体は凸はしないそうです。安心して各党演説ができそうです。
 それにしてもこの団体による選挙の妨害は酷いものでした。蓮舫参院議員までX(旧ツイッター)で「警察の対応が遅い」と泣きごとを漏らす始末です。
 大人数での演説妨害が問題になったことは過去にもありました。2017年7月1日、東京のJR秋葉原駅前で行われた安倍晋三首相(当時)による演説です。このときは、対レイシスト行動集団という団体が関与していました。警察は手も足も出ませんでした。「アベヤメロ」「帰れ」「帰れ」のコールが響く中、安倍首相は「あのような主張の邪魔をする行為、自民党は絶対にしません」と言った後、「あのような人たちに負けるわけにはいかないんです」と演説しました。朝日新聞をはじめとして、左派メディアは、まるで「あのような人たち」と言った安倍氏に非があるかのように書き、影像を切り取り、流しました。しかし、このときに演説妨害としか言いようがない、安倍氏の演説に被せてコールをするような行為は妨害としか言いようがありませんし、これをもし左派の議員がやられていたら「言論の自由だ」と言ったでしょうか? 蓮舫参院議員の対応を見るに、その可能性は限りなく低いのではないのかな、と推察します。
 この秋葉原演説の約2年後、JR札幌駅前で安倍首相が演説したとき、やはり「アベヤメロ」と繰り返しコールした男性がいました。この人と「増税反対」と叫んだ大学生がこの場から北海道警に退去させられました。札幌地裁、札幌高裁はこの男女が北海道を訴えて起こした裁判で、「ヤジは言論の自由」と判示し、道に1審は88万円、2審は女性に対して55万円の賠償命令を出しました。男性の映像が残っていますが果たして「言論の自由」なんでしょうか? 
 さて、今回の凸撃を繰り返して顰蹙を買っている団体の代表者は、2017年10月、「安倍あきえを取り囲みましょう」と呼びかけ、実際に山本太郎議員とともに公示日に安倍昭恵夫人に書簡を手渡しています。そして、秋葉原の「アベヤメロ」コールと、凸撃を繰り返して逮捕者まで出した政治団体には、ある共通点があったのです。

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