雨を見たかい / CCR / 歌詞
tomokawa1410 tomokawa1410
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 Published On Dec 18, 2021

これは正に反戦歌です。
「太陽は冷たく、雨は熱い」――このフレーズに“the”がない「太陽」「雨」に“the”が付いてない歌詞なんて、これまでに無かった。頭上で輝いている太陽が「冷た」くて、頭上から降り注いでくる雨が「熱」い、ということになってしまう。そしてここの“the”なしの“rain”にこそ、この曲の真意が隠されている。つまり、「雨のように降ってくる爆弾が熱く、それを浴びた人間は焼け死んでしまう」と。 the circle”が「速度を速めたり遅くしたりしながら、いつまでもぐるぐる回る」と嘆く。となると、その”the circle”が、いつの世もくり返される不条理で理不尽な戦争を示唆していることは一目瞭然だろう。いつまでも終わらない戦争。いつの世も戦争の愚をくり返す人間達。 ジョンがこれは反戦歌ではないといったが 当時のアメリカは「反戦歌です」と言える状況ではありませんでした。反戦を唱えたなら、たちまちその曲はラジオで放送禁止になってしまっただろう。メンバーだった弟トムの突然の脱退宣言を「(いきなり降ってくる)雨」にたとえた、という説もあるが、それはこの曲がラジオで放送禁止にならないようにするための方便だろう。

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