[NAMCO] RidgeRacer2 GRIP [MegaDrive] [YM2612 Cover]

 Published On Apr 7, 2024

佐野先生(@sanodg)作曲のリッジレーサー2よりGRIPをメガドライブ(SegaGenesis)で演奏させてみました。
前半は音の良いWindows上で演奏、後半はメガドライブ実機(VA5)で演奏しています。

まず原曲はパーカッションを除くと12~14音使って演奏していますが、その多くは音を重ねて鳴らしているため、実際に譜面に起こしてみるとそれほどたくさんの音が鳴っているわけではないことがわかります。
(例えばベースは2~3音重ねていたり、例のイントロから鳴っているフレーズは8音使っていたりします。)
なので、重ねる音数を減らすことで音の厚みは無くなりますが、捨てる音は最小限に抑えることができます。(その他は4和音を3和音や2和音で鳴らす程度)
更に音の厚みに関しては原曲が電子音(矩形波が大半)を多用しているため、FM音源のアルゴリズム4や5を駆使することで倍音が多く出るようにし、音の重みを損なわずに原音に近い音を出すことができました。(特にストリングスは必聴です。)
また、違う音で同じ音階を奏でてる音に関しても(特にベースなど)アルゴリズム4を使い2種類の音を出すようにしましたので、これでも音数を稼ぐことができました。
(同じ音階なので効果音モードを使う必要がなかったです。)
あとは中盤あたりのベースのレゾナンスです。これは音色パラメーターのMLをいじって変化させています。音色によってはTLを動かすこともありますが、今回はMLのみで変化させています。

原曲との明確な違いはパーカッションのキックです。これはPCMで鳴っているので特筆することはないですが、現在のトレンド的なキックを採用させて頂きました。

とにかくメガドライブでGRIPとは正気の沙汰ではなかったですが、なんとか頑張って作ることができました。

0:00 MDPlayer (Windows)
8:11 MegaDrive (VA5)

#namco #RidgeRacer2 #佐野電磁

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