うちで踊ろう ~盆踊りedit
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 Published On May 6, 2020

星野源さん「うちで踊ろう」を盆踊りeditしました。盆踊りの定番「炭坑節」とのマッシュアップになっています。

この曲を盆踊り化するアイデアはすでにいくつかあるようですが、この曲のテンポとリズムは盆踊り的でないため、微妙にしっくり来ない気がしていました。この動画ではまずそのテンポとリズムの加工から取り組んでいます。テンポを落とし、拍ごとにマーカーを打って裏拍の位置をずらし、均等な8部音符のリズムを附点の付いた「ハネた」リズムに加工しています。

またこの曲のメロディは五音階(民謡音階)で構成されており、二つ目のコードB7の時もオルタードテンションを含んで五音階で押し切っています。多分。ここの解釈は僕の中で以前から課題で、わかる方が居たら教えて下さい。次の解決音に引っ張られる形でこういう事がたまにあり、アレンジャーさんと「なんでなんだか良くわからないけど使う音」という話を前にしていました笑。まあそんなわけで少しスリルはありますが、対旋律もコードトーンは追わずに民謡音階で押し切ってみました。

サビからの「炭坑節」マッシュアップですが、民謡音階の耳になってくると全音でのぶつかりが気にならなくなるのが不思議です。そもそもネタ動画なので細かい事は抜きにして、言語認知の境界線を試すため、完全に二本のメロディを同時進行させてみました笑。「炭坑節」は移調して少しだけテンポ修正しています。「月『が』出た出た……三池炭鉱『の』……あんま『り』……さぞ『や』……」の『』で囲まれた部分は4/4に合わせるように伸張しているので気を付けて聴いてみて下さい。笛はサビ中「炭坑節」と「うちで踊ろう」とどちらもハイライトしてみました。

実は「炭坑節」をマッシュアップするアイデアはストリングスのハーモニー、対旋律を作ってから思い付いてしまったため、ストリングスも没にはしていません。ハーモニーに徹した方がスッキリしたかも知れません。


動画については先人の驚異のエポックメイキングがあり、下半分を加工するアイデアを真似させていただきました。境界線を超えられない、肩の位置があまり動かせない等の制約があり、控えめに踊っています。予想通りとても難しい合成でした。

#星野源 #うちで踊ろう #盆踊り

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